ご依頼のきっかけ・ご提案内容
築２６年のご住宅にて、屋根の色褪せや外壁の痛みなど、見るからに劣化しているとのことでご相談を頂きました。
今回初めての塗装と屋根修理を行われ、今まではメンテナンスされていなかったとのことでした。
まずハウスメーカーさんで外壁・屋根の塗装でお見積りをとられたのですが、屋根は痛みが酷く屋根修理が必要と言われてしまったそうです。
金額が高かったため、相見積もりを弊社にお問い合わせを下さり、金額を出させて頂いたところ、中間マージンなどがない弊社の方が工事費用が安く収まり、ご契約を頂きました。
屋根修理には耐用年数に優れた「エコグラーニ」でのカバー工法をご提案致しました。
施工前
施工前の屋根の様子です。
色褪せがかなり起こっていて、屋根材が劣化により紫外線や雨風、カビなどの抵抗力が弱っています。
施工中
既存の棟板金の撤去
カバー工法の土台としての状態にするため、棟板金を撤去して平らにしていきます。
参考サイト▷屋根のカバー工法とは？特徴やメリットなどを徹底解説
ルーフィング
続いて防水シート、ルーフィングを敷く作業に移ります。
こちらのルーフィングは、屋根材の下に流れた雨水が直接上を伝うシートですので、劣化していないかどうかが非常に大切です。
品質の良いルーフィングも正しく施工しなければ意味がありませんので、屋根を守るという意識でぴっちりと敷いていきます。
下屋根では、外壁側を立ち上げて幅を取って敷きます。
こうすることで雨漏りしやすい外壁との立ち上がりをルーフィングシートでしっかりとカバーされるようになります。
役物設置
こちらは唐草板金といい、軒先に流れ落ちた雨水を排出し、雨漏りを防ぐためのものです。
屋根の別の端部（ケラバ）にもケラバ板金を取り付け、雨水が屋根に浸み込まないよう迅速に排出されるのを助けます。
屋根材設置
ここから屋根材の設置です。
屋根材は、軒先からてっぺんに向かって設置していくことで、屋根材が上から重なっていくような形に仕上がり、雨水が極力隙間に入り込まないようにして流れ落ちます。
今回使用した屋根材は「エコグラーニ」のオニキスという色で、表面の凝った凹凸により洒落感が出て、渋さもある屋根材です。
非常に軽量なため耐震性が高く、３０年は機能を保てるというメーカー保証もございます。
参考サイト▷エコグラーニとはどのような屋根材？
小さな部位にこそ正確な仕事が生きます。
下屋根も、綺麗に設置します。
棟板金設置
貫板設置
雨漏り対策は極限まで手を抜かないことが要です。
板金の土台の貫板を設置する前に、雨水を吸水するスポンジをまず取り付けます。
これにより、屋根材同士の接合部分の隙間に雨水が流れ込むことを防げます。
貫板はこの上に設置します。
板金設置
外壁と屋根との取り合い部分にも、貫板の上からぴったり形を沿わせた板金を設置します。
２枚目は天窓と屋根との境目で、こちらも雨漏りの起こりやすい箇所ですので丁寧な施工を心がけます。
大屋根の棟にも貫板を取り付けます。
そして、棟板金取り付け完了後の様子です。
完工
これにて完工です。
板金なども屋根材と質を揃え、きっちりと統一感のある屋根に仕上がりました。
このような細かい部分でもお客様のご希望に沿ってお選びすることが可能ですので、ご興味のある方はぜひ一度ご相談くださいね。
公式サイト▷弊社の屋根修理施工メニュー
こちらは天窓周り・差しかけ屋根です。
雨漏りリスクの高い箇所もしっかりと板金でブロックしています。
担当者のコメント
この度は「相模原屋根修理センター」にご依頼頂き誠にありがとうございます。
カバー工法に用いる屋根材にはさまざまな種類がございます。
屋根の勾配（角度）の大きさやご住宅の形状によっても最適な屋根材は変わってきますため、ご興味のある方はまず一度お問い合わせください。
屋根に関することならなんなりと相模原修理センターにお任せください！
