相模原市にて屋根修理・雨漏り修理を行う屋根修理専門店

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相模原市にて屋根葺き替え工事〈スーパーガルテクト〉

ご依頼のきっかけ・ご提案内容

この度はご依頼を頂きまして誠にありがとうございます。築35年のご住宅よりお問い合わせ頂きました。既存屋根はセキスイかわらUで、かなり劣化が進んでおり、棟の部分がずれてしまっていました。 棟は土台の貫板まで腐ってしまっており、ほとんど雨漏りしているといえる状態でした。別施工との関係ですぐに修理に入れなかったため、点検の際に応急処置として雨養生を行い、別日に施工致しました。かわらUは古いトタン屋根をカバーしている状態だったため、その上にさらにカバー工法はできかねます。以上の理由で、トタン屋根までを全て解体しての葺き替えをご提案致しました。お客様と相談を行い、新しい屋根材にはスーパーガルテクトを選定致しました。

施工前

劣化具合は明らかに確認できます。セキスイかわらUは1970年から2007年にかけて販売された屋根材ですが、その品質に問題があり、割れや剥離など深刻な損害を起こしています。非常にもろいため、塗装で保護しようにも上に乗っただけで割れたり、洗浄時の圧で割れたりといったことが起こるため、このままメンテナンスして使用し続けることは現実的ではありません。

既存屋根・ルーフィング撤去

まずはかわらUからトタン屋根まで撤去し、その下のルーフィングも綺麗に撤去します。ルーフィングもかなりぼろぼろになっていたため、これでは屋根の土台そのものに雨水がどんどん浸食し、雨漏りを起こします。

野地板増し張り

古い野地板は既に浸食されていたため、新しい屋根材を支えるだけの強靭さが失われてしまっています。いくら軽量の屋根材だからといえど、危険が伴います。このような場合は、上から新しい野地板を増し張りという形になります。

ルーフィング設置

ルーフィングは、屋根の根幹である野地板を雨水から守るシートです。極論ではありますが、屋根材が割れるなどして雨水が流入しても、ルーフィングが機能していれば雨水はその上を流れ落ちて排出されるため、雨漏りには至りません。雨漏り防止のために、そのくらい重要な部位といえます。耐用年数は素材によって異なりますが基本的には15年前後です。設置の際は、シート同士で定められた重ね幅をしっかりと重ねます。

唐草板金の設置

軒先の端に位置する唐草板金は、屋根材を設置する前に取り付けます。これにより、屋根を流れ落ちてきた雨水が直接外壁に伝うことを防ぎ、外壁で起こりやすい雨だれ汚れを防止することにも繋がります。

屋根材設置

全ての屋根にルーフィングが敷けたら、屋根材の設置に入ります。2枚目の写真でお分かり頂けるように、屋根材同士の間には必ず隙間ができます(緑色のルーフィングが見えている部分です)。このままではルーフィングが雨水でダメージを受けて劣化してしまうため、板金を被せて保護します。

貫板設置

貫板と呼ばれる、板金の土台となる板を設置していきます。素材には色々あり、主に主流なのは木製と樹脂製ですが、近年では数十年の使用にも耐える強靭な樹脂製が人気になってきています。貫板が手入れされていないと、どれだけ板金を頑丈に留めても、強風などで土台ごと飛ばされるリスクがあります。お見積もり時には、施工費用とご希望をお客様と相談し、最適な素材を選びます。

板金設置

先ほどの2枚目の隙間を板金で保護した様子です。板金にはさまざまな種類がありますが、どれも最初に雨水にさらされる箇所であるため、劣化やサビが発生したりなどのトラブルが起こりやすいです。一番良い対策は、定期的な塗装メンテナンスを施し、塗膜で板金をコーティングして寿命を延ばすことといえます。弊社では屋根修理だけではなく、外壁塗装や付帯部塗装も承っております。

こちらの外壁と屋根の接合部分に取り付けた板金は、水切り板金といい、外壁を伝った雨水が浸食しないようにカバーします。接合部やビスが打たれている部分などは、完全に隙間をなくすことは不可能で、屋根以外からの雨漏りは意外にも起こりやすいケースです。劣化の起こっている箇所は普段目につかない場所にある場合もございますため、住宅の状態をチェックしておきたいという方は、お気軽に現地調査をお申しつけください。

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棟板金設置

棟板金設置は屋根工事における最後の工程です。特に雨漏りが起こりやすい注意箇所ですため、必要な点に正しい角度でビスを打ち、留めていきます。棟には、場合に応じて換気棟という穴つきの板金を設置することも可能です。どのようなご希望でも、まず一度ご相談くださいませ。

完工

スーパーガルテクトに葺き替え完工です。
ちぢみ塗装と呼ばれる、繊細な意匠のある上品な屋根に生まれ変わりました。
施工期間は10日です。

担当者のコメント

外から見える屋根材の状態ばかり気にしてしまいがちですが、屋根のメンテナンスと一口に言っても、ルーフィング、野地板、板金、漆喰など実にさまざまな部位で住宅は守られています。利益目当ての営業や、繊細なお悩みへの対応不十分といったトラブルが起こらない点は、職人直営店の強みです。こまめなサポートとこだわりある施工をお求めの方は、ぜひ相模原屋根修理センターまでご相談くださいませ。

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参考記事▷スーパーガルテクトとはどんな屋根材?特徴やメリット・デメリットを徹底解説

 

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