ご依頼のきっかけ・ご提案内容
相模原市にお住まいのお客様より、「大雨の影響で雨漏りが発生してしまった」とのご相談をいただきました。
現地調査を行った結果、2年前の夏ごろに貫板と棟板金の交換、屋根塗装を行われていたようですが、それでも雨漏りが起こってしまったそうです。
40年を超える築年数を考慮し、今後の大雨や災害に備えて、今回はカバー工法による屋根全体の修理をご提案いたしました。
施工前
こちらが施工前の屋根です。
2年前の部分修理や塗装が効き、見た目に目立った傷や汚れはありません。
しかし、見えない部分で劣化は進んでいたようです、、。
施工の様子
それでは、実際の施工の様子を覗いていきましょう。
今回の施工内容はカバー工法です。カバー工法とは、古い屋根材の上から新しい屋根材を被せる技法で、既存の屋根の解体が不要なため、コストや施工時間を抑えることができるという大きなメリットがあります!
参考ページ▷屋根のカバー工法とは?特徴やメリットなどを徹底解説
棟板金、貫板の撤去
新しい屋根材を設置する前に、屋根の下地部分を丁寧に作っていきます!
最初に行う作業は、棟板金と貫板を撤去です。貫板と棟板金は屋根と屋根をつなぐ役割を担い、屋根の一番上に設置されています。
ルーフィングの新設
続いて、ルーフィング材を新設していきます。
ルーフィング材とは、屋根用の防水シートを指します。屋根材の隙間から入り込んだ雨水を屋根裏や室内に侵入させないように設置します。屋根材の下に設置されるため、普段は目にすることがない部分ですが、非常に重要な役割を果たしています。
今後、雨漏りが発生しないよう、丁寧に貼っていきます!今回使用したのは、「PカラーEX+」です。PカラーEX+は、耐久性などの基本性能に優れ、コストパフォーマンスが高い製品です。これでもう、安心です!
谷板金の新設
ルーフィング材の上から、「谷板金」を設置します。谷板金とは、屋根の谷部分を覆うために使用される板金で、雨水が集中する谷部分からの雨漏りを防ぐ役割があります。この部分は水が溜まりやすく、劣化が起こりやすいです。そのため、定期的なチェックが欠かせません。
屋根材の新設
下地が整ったところで、屋根材の新設に入ります。今回使用する屋根材は、「オークリッジスーパー」で、色味はブラウンです。
オークリッジスーパーは、その主成分がアスファルトでできており、防水力や耐久性が極めて高いことで知られています。また、二層構造による凹凸が特徴で、立体感のある美しいデザインが人気の屋根材です!カラー展開も7色と豊富なので、家の外観に合った色を選ぶことができます。
貫板の取り付け
棟板金の取り付け
最後に、貫板と棟板金を取り付けて完成です♪
貫板と棟板金で屋根材をしっかりと繋ぎ合わせることで、雨風などの災害に対する強度を高めます。この部分がうまく取り付けられていないと、屋根から異音がしたり、屋根が浮いたりする被害につながるため、釘やビスを使ってしっかりと固定します。さらに、板金の重なり部分にはシーリングを施し、気密性と防水性を強化して仕上げます。
完工
以上の工程で施工完了です。
仕上がりはいかがでしょうか?ブラウンで統一され、意匠性の高いオシャレな屋根に生まれ変わりました!デザインだけではなく、機能性にもこだわった施工ですので、長期にわたって安心して暮らしていただけます♪
担当者からのコメント
この度は、「相模原屋根修理センター」にお任せいただき、ありがとうございました。
突然の雨漏りで、不便や不安を感じられたことと思います。施工に関して、今後雨漏りなどの心配がないよう、細心の注意を払って対応いたしました。お客様にも満足いただけたようで、私たちもも嬉しく思います。
今回の事例のように、築年数が経つと、劣化が進み不具合が生じる可能性が高くなりますので、定期的なメンテナンスや診断をおすすめいたします。相模原屋根修理センターでは、無料で調査や見積もり等を行っておりますので、お困りの際はぜひご連絡ください。確かな技術で安心で快適な住まいをご提供いたします。
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参考ページ▷屋根の耐用年数ってどのくらい?各屋根材ごとの寿命目安まとめ
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